医大生たつをの進捗

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学習メモ:生殖細胞の発生

使用テキスト:人体発生学・講義ノート(第2版)第2章

 

生殖細胞のもとになる細胞:原始生殖細胞
これは、卵のう壁(内胚葉由来)で作られ、中腸周囲や背側腸間膜を通って胚子内の性腺原基(生殖隆起内、中胚葉由来、背側に中腎がある)へ移動する(3~6week)

 

・1つの1次精母細胞から4個の精子が作られる(X:2つ、Y:2つ)。
1つの1次卵母細胞から1つの卵と1~2つの極体が形成される。

 

精子細胞(第2減数分裂により生成)は、分裂を伴わない形態変化で成熟精子になる

 

・精巣では、常に新しい精母細胞がつくられる。思春期以降に継続して精子が作られる。
(胎児の精巣には、精祖細胞がみられる)
・卵巣では、胎児期にすべて卵祖細胞から1次卵母細胞に分化し、第一分裂の途中(前期)で停止する。
(新生児の卵巣には、卵祖細胞はなく、1次卵母細胞がみられる)
性周期のたびに排卵され、減数分裂の完了は受精時である。